司法書士の求人をお探しのみなさんの中には以下のような先入観を持って、応募先を探していませんか。
「未経験で応募出来るところがない」
「ハローワークに行っても司法書士の求人がない」
「自分は40代だから就職出来なそう」
それらの先入観も持つのは司法書士の求人の探し方を理解していないのが原因に挙げられます。そこで、本記事では司法書士の求人についてお伝えいたします。
司法書士を対象にした様々な求人
司法書士を対象にした求人は、例を挙げると下記のように様々です。
勤務場所 | 募集内容 | |||
勤務形態 | 仕事内容 | 資格・経験 | ||
司法書士事務所 | 司法書士事務所A | 正社員 | 司法書士業務 | 司法書士有資格者 |
司法書士事務所B | パート | 登記関連の事務 | 司法書士有資格者 | |
司法書士事務所C | 正社員以外 | 契約企業の人事労務コンサルティング・労務管理のアドバイス | 司法書士資格を持っている人は歓迎 | |
司法書士事務所D | パート | 司法書士業務の補助 | ●パソコンを使用した業務経験者歓迎 ●司法書士事務所勤務経験者歓迎 |
|
弁護士法人 | 弁護士法人E | パート | 弁護士のサポート・法務 | ●経験不問 ●一般事務経験の方歓迎 ●弁護士事務所や司法書士事務所での勤務経験者歓迎 |
一般企業 | 株式会社F・法務部 | 正社員 | 契約関連業務・コンプライアンスの推進業務等 | ●弁護士、司法書士、行政書士・ビジネス実務法務検定1、2級、ビジネスコンプライアンス検定上級、弁理士資格のいずれかの保有者 ●法律事務所あるいは会社で法務に関する実務経験がある方 |
株式会社G・法務部 | 正社員 | 建設業法等を中心としたコンプライアンス | ●資格不問 ●企業内法務部や法律事務所等での実務経験等 |
以上のように、働く場所や仕事内容、必要な資格・経験は求人によって様々なのです。
3つに分けられる司法書士の求人
一見、様々な求人があり難しく思いますが、司法書士の求人は大きく次の3つに分けられます。
①司法書士を募集する求人
まずは司法書士を募集する求人が挙げられます。その場合、資格を持っていなければならない業務をこなすため、有資格者であることが必須です。司法書士の募集は司法書士事務所や弁護士法人が掲載している求人に多く見られます。
②司法書士補助者を募集する求人
司法書士補助者とは、司法書士の業務をサポートする者のことを指します。
無資格者でも就けるため、将来司法書士になることを目指している方等が補助者の求人に応募する傾向にあります。ただ、即戦力を希望している場合は、有資格者が優遇されるでしょう。
司法書士補助者の募集は、司法書士事務士が掲載している求人に間々見受けられます。
③法務担当者を募集する求人
法務担当者を募集する求人もあります。必要条件は司法書士の有資格者や法務経験者であるケースが多いです。そのため、資格を保有していなくても法務経験さえあれば就くことが可能です。
とりわけ一般企業の法務部によって、法務担当者が募集されています。
未経験からの就職
これから司法書士資格を取得しようとしている方の中には、資格の勉強をしながら実務経験を積みたいと考えている方も少なくないでしょう。
以上の求人例から分かる通り、実は未経験からでも就職は可能です。但し、実務経験がある方が優遇される傾向にあります。
40、50歳代で未経験の場合
40、50歳代で未経験だと就職しづらいのではないかと思う方は多いようです。40、50歳代だと他の志望者と差別化出来る何かを持っていると採用される傾向にあるようです。例えば、前職で事務をやっていたらエクセルで関数を組める等が強みになるでしょう。
求人情報に記載されている適性検査
司法書士の求人を見ると面接時に適性検査をする旨が記載されていることがあります。応募先によって異なりますが、一般的や時事ネタから問題が出題されます。面接だけでは見極められない「どの程度の知識を持っているか」を確認する意図があると考えられます。
司法書士求人の探し方
司法書士の求人はハローワークや司法書士会でしか探すことが出来ないと思っている方が多いようです。しかし、インディード等のネット求人サイトにも司法書士関連の募集はあります。
「司法書士 求人」でも検索をかけると様々な求人サイトが出てくるのでそこから探すことも可能です。
また、当サイト「SEEK」でも司法書士の募集をしています。登録をすると求人側からスカウトがくるためその中から選んで応募することが出来ます。そして、採用が決まれば、最大10万円の採用を貰えるというメリットもあります。