法律事務員の採用情報を見ると、多くははじめに書類審査があります。そのため、法律事務員への転職を希望する方にとって、履歴書・職務経歴書の作成は避けて通れません。
履歴書・職務経歴書の作成のコツは、自身の経歴やアピールポイントに合った履歴書・職務経歴書のテンプレートを選ぶことです。
本記事では、様々な履歴書・職務経歴書のテンプレートを用意しているのであなたに合ったものを選択してみてください。
履歴書テンプレート
一般企業向け履歴書テンプレート
これまでの経歴が、どのように一般企業に活かせるのかを明記することがポイントです。
法律事務所向け履歴書テンプレート
法律事務所向けは経験者と未経験者用に分かれています。
■経験者用
過去に法律事務員としてどのような経歴を歩んできたのかをアピールしましょう。
そして、過去の経歴をどのように活かせるのかを志望動機欄に記入しましょう。
■未経験者用
法律事務未経験の方は、過去の経験をどのように法律事務に活かせるのかを記載しましょう。
職務経歴書テンプレート
職務経歴書は、「編年体式」「逆編年体式」「キャリア式」の3つの形式に分けられます。
それぞれの特徴は以下の通りです。
編年体式…経歴を時系列で記します。同一業務での習熟度を伝えるのに向いている形式です。
逆編年体式…時系列を逆にして最新の経歴から伝えます。前職(現職)での経験を強調させることが出来るため、直近の経歴が応募職種にマッチしている方に向いている形式です。
キャリア式…経歴を時間軸で書き連ねる編年体式と逆編年体式とは異なり、職務内容ごとにまとめる形式です。複数の分野で経験を積んだ方に向いています。
自身の経歴がどの形式に合っているのかを判断しましょう。
一般企業向け職務経歴書テンプレート
■編年体式
■逆編年体式
■キャリア式
法律事務所向け職務経歴書
経験者
■編年体式
■逆編年体式
■キャリア式
未経験者
■編年体式
■逆編年体式
■キャリア式
税理士・公認会計士・社労士向け職務経歴書
ここからは税理士・公認会計士・社労士向けの職務経歴書のテンプレートを掲載していきます。税理士や公認会計士、社労士として転職を考えている方は、ぜひ以下のテンプレートを利用してみてください。
税理士向け職務経歴書
職務経歴書は、税理士の仕事に精通している人が読むとは限らない、ということを念頭に置いて書くことがポイントです。配置される予定の部署の上司をはじめ、様々な人が目を通す書類なので、業界用語等は出来る限り避けてください。
自身のアピールポイントが的確に伝わるよう、誰が読んでも分かるような言葉選びを心がけましょう。
■編年体式
■逆編年体式
■キャリア式
公認会計士向け職務経歴書
公認会計士の職務経歴書を作成する際は、読み手が公認会計士の仕事を理解しているとは限らない、ということに留意しなければなりません。
出来る限り業界用語は控え、誰が読んでも分かる文章を書くように心がけましょう。
■編年体式
■逆編年体式
■キャリア式
社労士向け職務経歴書
社労士の職務経歴書を書く際は、以下を盛り込みましょう。
・数値を入れる
・成功事例とともに失敗事例を明記する
・新人事制度の導入・運用や、社内制度(システム・組織)への改革着手等、主体的に行った経験があれば積極的に記入する
・経験を積んだ会社の企業規模を記載する
■編年体式
■逆編年体式
■キャリア式