サマクラに参加するためには、面接を受けなければなりません。その面接で必ずと言っていいほど聞かれるのが自己PRです。 本記事では、サマクラの面接でどのように自己PRをするのがよいのか、についてお伝えします。

自己PRの流れ

 以下の流れで自己PRをするとよいでしょう。

①自身の特徴
② ①の根拠
③事務所の仕事に貢献できる点

 それぞれ、解説していきます。

①自身の特徴

 自身の特徴を話す際、成長の余地があることをアピールするとよいでしょう。例えば、以下の点を特徴として伝えると、成長の余地があると捉えてもらえるでしょう。

・コツコツと努力が出来る
・素直な性格
・主体的に仕事に取り組める
・積極性がある

② ①の根拠

 次いで①の根拠です。根拠を述べることで①の説得力が増すのです。
 例えば、「コツコツと努力が出来る」という根拠を述べる際は、以下のようについて伝えるとよいでしょう。

僕は、小学校から高校までバスケットボール部に所属していました。高校時代は、全国大会に進出するようなチームに所属しており、レギュラー争いの激しいチームでした。そこで、1日も練習を休むことなく部活に参加し、レギュラーとして活躍出来ました。

 以上のことを話し、最後に「ですので、自分はコツコツと努力が出来ます」と結ぶとベターです。

 ①の根拠になるエピソードは司法試験受験や修習生時代以外からのものにしましょう。というのも、司法試験受験や修習生時代のエピソードを話す応募者が多いためです。
 採用担当の弁護士は、それらのエピソードは聞き飽きているので、司法試験受験の話は興味を持たない可能性があります。
 採用担当の弁護士に興味を持たれるように、司法試験受験や修習生時代以外のエピソードで根拠を話すのがベターです。

③事務所の仕事に貢献できる点

 事務所の仕事に貢献できる点を話す際は、例えば、以下のように経験に基づいて話すのがベターでしょう。

僕は野球部でキャプテンを務めていました。どうしたら質のいい練習を出来るか考え、時間を意識した効率的な練習を心がけました。その結果、県大会に初出場を果たしました。
貴社でも時間を意識して仕事に取り組めると考えています。