平成31年4月30日に平成が終わりを迎え、5月1日からは新元号になります。就活生にとっては、新元号になるにあたり”ある疑問”が生じているようです。
 それは履歴書の学歴欄に「平成32年3月 〇〇大学〇〇学科卒業見込み」と記入してよいのかどうか、という点です。

 

”平成32年”は存在しない

 平成は31年4月で終わるので、”平成32年”という年は存在しません。とはいえ、新元号の発表は4月1日です。現時点では履歴書にどのように卒業見込みの年月を記入すればよいのでしょうか。

 

運転免許証の有効期限はどうなっている?

 その1つの参考になるのが運転免許証に記載されている有効期限です。
 現在、平成31年4月以降に有効期限を迎える免許証は、「平成35年」といったように新元号になる日以降も「平成」が使われています。
 新元号が明かになっていない今、「平成〇〇年」と記載せざるを得ないのでしょう。

 

「平成32年」と記載してOK

 そのことから、2020年3月に卒業する予定の大学生は「平成32年3月 〇〇大学〇〇学科卒業見込み」と記載して問題はないと考えられます。
 但し、新元号が発表される予定の4月1日以降に履歴書を提出する場合は、新元号で記載した方がよいでしょう。

 また、元号で年月を表す和暦ではなく「2020年3月 〇〇大学〇〇学科卒業見込み」といったように西暦で書くのも一手です。