郵送で履歴書を送付する場合、採用担当者が最初に目にするのが封筒です。つまり、封筒は応募者の第一印象を決まる書類なのです。
封筒の印象を大きく左右する要素の1つに文字が挙げられます。具体的に述べると「どのようなペンで書かれているか」です。
そこで今回は、履歴書の封筒を作成する際に使用するペンについてお伝えいたします。
ペンの種類
ペンの種類には、油性ペンや水性ペン、フリクションボール（消えるペン）等が挙げられます。その中で封筒に適しているのは、どのペンなのでしょうか。
封筒は雨に濡れる可能性があるため、水に強い油性ペンが適しています。油性ペンは水に濡れてもほぼ滲みません。
ペンの太さ
文字の太さによっても封筒の印象は変わります。細すぎると弱々しい印象を与え、太すぎると文字が詰まって窮屈な印象を与えるでしょう。
一般的に履歴書を入れる封筒は、折らずに入れられるよう角2号や角形A 4等の大きなサイズを使用します。ですので、「やや太めのペン」がマッチします。
具体的には、0.7㎜か1.0㎜のサインペンがよいでしょう。サインペンによってはmm単位ではなく太・中・細で太さが表されています。その場合は中か小がよいでしょう。
マッキー極細がオススメ
では、具体的にはどのペンがよいのでしょうか。
本記事でオススメするペンは「油性・マッキー細」「油性・マッキー極細」です。ただ、その2種であっても様々な太さがあるので、購入する際に太さが0.7～1.0mmの範囲内であるかどうかを確認するようにしましょう。
「履歴書在中」を記すペン
履歴書を入れる封筒を作成する際、封筒の左下に赤文字で「履歴書在中」と記さなければなりません。その際は、赤のサインペンがベターです。
太さは、宛名を書く際に使うペンと同様、0.7～1.0mmがオススメです。マッキーには赤色も販売されているので、赤の「油性・マッキー細」「油性・マッキー極細」がよいでしょう。
記入する際は中敷きを入れよう
油性ペンは、筆圧を強くして記入をすると中にインクが滲んでしまう可能性は否定出来ません。ですので、ペンで記入をする際は封筒の中に厚紙やクリアファイル等の中敷きを入れると安心です。
選んではいけないペン
ここからは、使用を避けた方がよいペンについてお伝えいたします。
ボールペン
ボールペンの多くは、太さが0.5ｍｍです。その太さでは履歴書を入れる封筒にしては文字が細く弱々しい印象になります。ですので、ボールペンは適さないと考えられてます。
マジック
マジックは、太過ぎるため文字を書くことには適していません。また、マジックインクは紙の裏まで滲みやすい側面もあるので、封筒に使用するのは向いていないとも言えます。
筆ペン
筆ペンで書かれた文字には丁寧な印象がるため一見、履歴書に使用する封筒には相応しいように思えます。とはいえ、筆ペンは水性なので雨等でインクが滲んでしまう可能性があります。封筒に書き入れるペンとしては適していないのです。
万年筆
同じく、万年筆も水性で出来ています。水に対しての耐久性に不安があるため封筒に使用するのは避けてください。
鉛筆・シャーペン
当然、鉛筆やシャーペンもNGです。鉛筆やシャーペンは水に弱いだけでなく書類同士の摩擦によって文字が薄くなる可能性があります。
フリクションポール（消える）
フリクションボール（消えるボールペン）も水性で出来ています。そのため封筒には適していません。
まとめ
就職・転職活動において封筒は、採用担当者が最初に目にする書類です。封筒に書き入れる宛名は第一印象を左右します。
履歴書を入れる封筒は、角2号や角形A 4等の大きめのサイズを使用するため、そのサイズに適した0.7～1.0ｍｍの太さのペンが適しています。また、雨等に濡れても滲みににくい油性のサインペンがベターです。
それらの条件をクリアしているのが、「油性・マッキー細」「油性・マッキー極細」です。ぜひ、マッキーのサインペンを使用して印象のよい封筒作り目指しましょう。