職務経歴書は、これまでの職務経歴からどのような経験を積み、何のスキルを身につけているのかを確認するために用いられます。とりわけ、転職活動のシーンでは履歴書とセットで求められるケースが往々にしてあります。
 転職活動をする方の中には、履歴書と同様に証明写真を貼る必要があるのかどうか、について悩む方は少なくないようです。

 

職務経歴書に証明写真は必要ない

 職務経歴書は形式が自由です。それゆえ、証明写真を貼った方が親切でよいのではないか、と考える方はいるでしょう。
 ですが、インターネット上からはダウンロード出来る職務経歴書には写真を貼るスペースは設けられていません。それはなぜなのでしょうか。

 職務経歴書の提出を求められる際、証明写真付きの履歴書もセットで求められるケースがほとんどです。つまり、履歴書で写真の確認が事足りるので職務経歴書には写真を貼る必要がないのです。

 

勘違いしがちなケース

 しかし、職務経歴書に証明写真が必要なのではないか、と勘違いするケースがあります。
 それは、応募企業とのやり取りで「履歴書・職務経歴書(写真添付)を持参してください。」と指定されるケースです。

 一見すると、職務経歴書に写真を貼るように指定しているように見えます。しかし、実のところは「履歴書か職務経歴書のどちらかに写真を貼付してください」という指示になっているようです。

 この場合も前述のとおり、履歴書に証明写真を貼っていれば職務経歴書に貼る必要はないのです。

 心配な方は、職務経歴書に写真を貼る必要があるかどうか企業に確認してみましょう。